
本記事の概要
2023年2月にイギリス(ロンドン、ノリッジ、ヨーク)とスペイン(マドリード、セゴビア)へ4歳の息子えい吉を連れて、16日間の旅行に行ってきました。父親と息子の海外二人旅です。私らた吉は海外に住んでいたことはないのですが、20代のころは海外出張で欧州・アジアはたくさん行きました。旅行もそれなりにしていて、海外に行く、ということ自体はとても慣れていました。しかし、コロナ後は国内旅行は行っても、海外旅行はずっといていませんでした。実に4年ぶりです。そして、4歳のえい吉と一緒ということもあって少し緊張しながら行きました。しかし、結果的にはえい吉の新しい面を知ることができましたし、訪れた土地に生活をしている人と共にしたこともあって、自分の生活に対して、えい吉への教育に対して学ぶことがあり、かけがえのない経験となりました。
本記事では今回の旅行で最初に訪れたイギリス・ロンドンでどんなアクティビティをしたかを中心に書こうと思います。
- 子連れで楽しめるイギリス(ロンドン)でのアクティビティについて知りたい。
そもそも、なぜ4歳の子供と海外旅行をすることになったかや旅の全貌、イギリス(ノリッジ)とスペイン(マドリッド)に住んでいる従姉たちとの暮らしの違いや子育ての考え方の違いについては「【旅行】4歳の息子と海外二人旅」という記事に書いていますのでよろしければそちらを読んでみてくださいね。
4歳の子供と二人でロンドンで過ごした感想
4歳のえい吉とロンドンには4泊5日滞在しました。幸運なことに小学生時代の幼馴染がロンドンに偶然滞在していたこともあり、4泊とも泊まらせてもらいました。航空券と物価も高いこともあり、とてもありがたかったです。例えば、水は1.5ポンドとかで200円くらい。以下のイングリッシュブレクファーストは15ポンドとかで2400円くらいします。

物価は高いですが、個人的には前評判が悪かった食事は美味しかったです。上の朝ごはんの豆もちょっと酸味があって私の口にあいました。やはり食事が合わないとその土地には住めないな、という感覚を持つのでこの点ロンドンは良かったです。
また、一番関心したのは交通面です。まず、ヒースロー空港からロンドン市内のパディントン駅まで20分くらいで着きますし、とても便利でした。加えて、タッチレス機能のついたクレジットカードがあれば地下鉄、バスといった公共機関はSuicaを使うような感覚で乗ることができます。旅行者からするとSuicaを購入しなくて済むのはありがたいですね。
公共機関でクレジットカードが使えますが、実はほとんどのお店でクレジットカードが使えます。キャッシュレスです。ロンドンでキャッシュを使うことはありませんでした。えい吉としては海外のコインに興味を持っていたので、意図的に両替をいて、コインを得るようにしました。
ロンドンの旅程
えい吉との海外二人旅におけるロンドンは羽田空港からイスタンブール経由でロンドンまで行きました。ウクライナ戦争の影響でロシア上空を飛べないこともあって、時間もかかるし大人料金で23,4万円くらいしました。
ロンドンでの旅程は以下になります。
日付 | 活動内容 | 場所 |
---|---|---|
2/7 | ・羽田空港のラウンジでおにぎり、カレーを食べるところからスタート ・飛行機移動(イスタンブール、ロンドン) | 羽田空港 イスタンブール空港 ヒースロー空港 |
2/8 | ・ヒースローからExpressでPaddingtonへ移動 ・Paddingtonではクマのパディントンと写真撮影。 ・Borough Marketで食べ歩き。ロンドンブリッジを渡る ・Royal Albert Hallにてシルクドソレイユを堪能 | Paddinton St Borough Market Royal Albert Hall |
2/9 | ・Southbankというテムズ川沿いからLondon Eyeとビッグベン(ウェストミンスター寺院の時計台、別名:エリザベスタワー)が見れるところへ。歩いて散歩。Pret a manger でサンドウィッチを食す。 ・ウェストミンスター寺院の前でパシャリ、チャーチル像にも挨拶 ・Buckingham Palaceに行く手前でChurchill War Roomにいってみたが、えい吉には怖かったよう ・St James Parkで鴨やリスを見ながらPalaceへ ・衛兵の交代式をみて、王宮内にある美術館へ。そこでやっていたのはなんと日本美術品の展示 ・夜はThe IVYという襟付きシャツをしていったほうが良さそうなレストランでシェパードパイを。 | London Eye ウェストミンスター寺院 Churchill War Room St. James Park Buckingham Palace The IVY |
2/10 | ・朝ごはんはカフェでPorridge ・電車でノッティングヒルへ。マーケットやアンティークショップ街を散歩 ・British Museum(大英博物館) | ノッティングヒル British Museum(大英博物館) |
2/11 | ・カフェでEnglish Breakfast ・King’s Cross駅から電車でNorwichへ(2時間半くらい) | King’s Cross |
羽田空港~イスタンブール、ロンドン
羽田からは直行便がなくイスタンブール経由でロンドンに行きました。おおよそ20時間くらいの旅になります。飛行機の中でえい吉が眠れないことを恐れ、夜21時くらい出発便でいきました。えい吉にとっては初めての海外旅行で、かつ母のかね吉なしで、父のらた吉と二人きりということもあり、出発間際は寂しさが募り、涙をしながら「いってきます」で出発です。
直前まで涙を流していましたが、手荷物検査を通るときには真新しいことに心を奪われて、ワクワクという気持ちで楽しんでしました。特に手荷物検査は一人一人金属のものがないかを検知する機械の中に入って手を挙げることが楽しかったようでした。
飛行機の中でも、座席の前にスクリーンがあり、世界地図上で飛行機が動く姿を何度も何度も繰り返し見て、また御多分にもれずゲーム三昧でした。

初めての機内食も割と文句言わずにえい吉は食べてくれていました。日本ではお店で店員さんにガンガン注文をする英治ですが、まだ外国人のキャビンアテンダントへ飲み物を注文することはまだ英語に恥じらいがあり、注文できませんでした。せっかくの海外旅行なので帰りの便では注文できるように仕込もうと思いました。

夜便だったこともあり、お腹も満たされたあとは飛行機の中で、すぐに寝てくれて割とスムーズにイスタンブールに到着です。
イスタンブールについたら、一応それっぽいところでパシャリ。

イスタンブールでは出発前日に大きな地震があり、ちらほらと救助隊の方等もいらっしゃいました。

イスタンブール空港で小腹が空いたため、何かお腹に入れようと思いピザを購入。あまり値段を見ずに購入したのですが、後でレシート見返してみると。なんと320トルコリラ(1トルコリラ=6.9円くらい as of 2023/2/7)でなんと2200円。。。トルコリラは昔FXで大暴落して痛い目をみたのに、、、イスタンブール空港の物価高し・・・。

気を取り直して、イスタンブールからロンドンへ。ロンドンのヒースロー空港に着くと待っていたのは長蛇の列のイミグレーション。あとから気づきましたが子連れの場合はFamily専用レーンがあり、そこに並ぶとスムーズにイミグレーションができたのですが、すっかり普通のところに並んでしまい、30分くらいかかってしまいました。。。空港を出れたのは現地時間の2023/2/7 10時くらい。

パディントン駅 / Paddington St.
ロンドンヒースロー空港に降りた旅行客はほぼみんなパディントンへ行くのではないかと思うくらい有名な駅かなと思います。空港からはヒースローエクスプレスというかなりイケてる特急電車があり20分くらいで着きます。公式サイトから前もって予約しておくと、割引になるので飛行機を確定させたら一緒に予約することをおすすめします。
えい吉には旅行前に映画のパディントンを観てきたので、ヒースローエクスプレスの中で「駅にパディントンがいるよ」ということを伝えて、気持ちを高めさせておきました。

ボーロマーケット / Borough Market
パディントン駅を後にして、一旦ロンドンの友人の家に荷物を置き、長い旅路だったので一休みします。お昼過ぎの時間に街へ繰り出し、まずは有名なボーロマーケットに行きました。
ボーロマーケットでは新鮮な果物や野菜から、ソーセージロール(ソーセージが入ったパン)や菓子パンなど食べ歩きができる食べ物が売っていて歩いてみるだけで楽しい気持ちにしてくれるようなマーケットです。

他にもキノコリゾットが売っていてとても美味しかったです。


2017年ごろに一度ロンドンに出張で行ったことがありましたが、当時は食事があまりおいしくないという前評判でロンドンでの食事はFish&Chipsくらいを楽しんであとは東南アジア料理とかを食べてしまっていましたが、今回はそのイメージを払拭してくれて出鼻からおいしい食事を楽しむことができたのは幸先が良かったです。
ロイヤルアルバートホール / Royal albert hall
食事を楽しんだあとは、夜のイベントとしてロイヤルアルバートホールにサーカスを観にいきました。イギリス由来のものではないですが、有名なシルク・ドゥ・ソレイユです。ただ、ここで観たいと思った理由は二つあります。一つは会場となるロイヤルアルバートホールをWebで調べていると、天井が高くホールとしても素敵だなと思い訪れてみたいとおもったことと、4歳のえい吉でも楽しめるコンテンツが良いと思いわかりやすいサーカスを選びました。ちなみにシルク・ドゥ・ソレイユについてより詳しく知りたいという方は「シルク・ドゥ・ソレイユで世界を巡る住み旅」という本をおすすめします。シルク・ドゥ・ソレイユの舞台裏について記載されていて、中々面白いです。
演目はKuriosという演目で、まさに好奇心をくすぐるような衣装と音楽、そして曲芸とあって一秒たりと目を離さずにはいられないような構成になっていました。
詳しくはRoyal Albert hall上のリンクを貼っておくのでご覧ください。
ここまでで旅行初日でした。飛行機に乗ったこともあってとても長い一日のようでしたが移動も含めて実質二日ですね。
私としては長距離移動後でもついた日の時間が日中であればその日はしっかり活動して、現地時間に合わせて行動することで時差ぼけを少なくしようとします。(ただ、どうしても明け方に目を覚ましてしまいます。。私もでしたが、特にえい吉は朝4時とかに起きてしまっていました。。。)
今回は4歳の息子えい吉との海外二人旅のロンドン編Part1としてここまでにしたいと思います。Part2につづく。
おしまい