本記事の位置づけ
幼稚園受験を考えられているお父様、お母様向けに少しでもお役に立てるように、という心で2021年に幼稚園受験したときに調べた内容を記事にしています。
世田谷区玉川にある東急グループ系列で付属小学校がある東京都市大学二子幼稚園について書いていきます。
- 幼稚園受験を考えているけど、どこから手を付けたらよいかわからない・・・
- どんな段取りで受験をしていけばよいのだろうか・・・
- 幼稚園に入るとどんないいことがあるのだろうか・・・
このようなお悩みを持たれている方は幼稚園受験の全体像についてを書いている記事もありますので、是非ご覧になってください。
ただし、あくまで僕ら大吉家族がえい吉を受験させたときの経験ベースでの記事なので、ご参考までに、という意識にとどめておいてもらえれば良いかと思います。
東京都市大学二子幼稚園概要
東京都市大学二子幼稚園は東京都世田谷区玉川にあり、最寄り駅は東急田園都市線&大井町線の二子玉川駅になります。駅から徒歩4分と駅近です。東京都市大学二子幼稚園は東京都市大学の付属幼稚園であり、幼稚園・小学校・中学校・大学と付属校が幼稚園からあることが特色といえます。
私が調べた幼稚園の中では、珍しくグランドデザインを一枚紙でまとめていました。(東京都市大学二子幼稚園のグランドデザイン)
一部抜粋をしますが、こんな幼稚園でありたいという目標が以下になります。
こんな幼稚園でありたい
・子どもがいきいきわくわくとあそび、これからの国際社会や社会の変化に対応する「生きる力の芽生え」を育む幼稚園
・安心・安全な環境の下、保護者が子どもの確かな成長を感じながら楽しく子育てができる幼稚園
・東急グループ、東京都市大学グループ校との連携・協力が園児の健やかな成長を支えている幼稚園
・変貌を遂げる二子玉川の街にお住まいの方から愛され信頼される幼稚園
https://www.tcu-futako.ed.jp/wp-content/uploads/2022/04/04253d7841c228c87dbd972ea10655c2-3.pdf
我が家も含めて受験をする家庭としては、預かり保育有無や家からの距離、または私立小学校への進学率などの具体的に定量的にわかる個別項目だけをチェックしがちですが、一番重要なのは幼稚園のミッション・ビジョンがしっかりしているかどうかということもあるかと思います。つまり、幼稚園を実際に運営する園長以下の幼稚園教諭、保育士、看護師、事務のスタッフたちが幼稚園の教育目標・方針をどれだけ理解し、それを行動に落とし込めているかということにつながります。さらに言えば、具体的な行動をしていくためにはミッション・ビジョンが明文化されている必要があります。そういう意味で、東京都市大学二子幼稚園は私が調べた世田谷区・大田区・目黒区近辺の中では「しっかりしていそう」という印象を持ちました。
その他、東京都市大学幼稚園の具体的な場所や保育時間、費用などは東京都市大学二子幼稚園の公式ホームぺージを見に行ったほうが確実なので、そちらをご参照ください。
東京都市大学二子幼稚園の雰囲気
東京都市大学二子幼稚園の雰囲気を表す言葉としては、以下のように感じました。
- 躾をしっかりしつつ、子どもがのびのびできそう
東京都市大学二子幼稚園の公式ホームぺージにアクセスしてみると、園児たちの明るい表情が目立ちます。別の記事で書いた日体幼稚園の公式ホームページと同様にしっかりと構成を練って業者に外注をしたような印象です。上野毛幼稚園の公式ホームページと比較するとしっかりと外注をしてホームページを作成したのか、ノウハウのある事務方の担当者がいる、というような印象を受けます。
東京都市大学二子幼稚園の説明会・見学会で感じたこと
東京都市大学二子幼稚園では幼稚園の説明に加えて、施設の見学を同時にできました。
園長先生の話を伺いましたが、印象としては温厚で優しそうというイメージでした。また、特に強調をされていた点は子供への「躾」という点でした。躾とは漢字を見てみると「身を美しく」ということであり、幼児期の子供たちの身のこなし、所作・振る舞いが美しくなるように心がけているということでした。
具体例として出されていたのは躾の基本である「挨拶」。毎日登園時間には園長先生が門のところに立ち、園児一人ひとりに必ず挨拶をするということで、この点は有言実行の一つなのかなとは感じます。他がどれだけなのかは読み取れずでしたが、園長先生以下の幼稚園側の方々の所作は素敵な印象を受けました。上野毛幼稚園の場合は少し身構える印象ですし、日体幼稚園の場合は説明会や見学会などは台本的な「型」にはめすぎているような印象でした。
東京都市大学二子幼稚園の施設ですが、まず立地は少し狭い道路かつ車の通りがそれなりにある道(下記緑線部分)に面しているため、少し登園ラッシュ時はストレスを感じそうだなと思いました。
登園時の様子
東京都市大学二子幼稚園の登園時は「東京都市大学二子幼稚園の説明会・見学会で感じたこと」のところでも触れたように、やはり園長先生が前に立ち登園する園児と親に挨拶をしていました。なかなか毎日やり続けるのは大変だなと思いつつ、実際に挨拶をされている姿を見て、幼稚園の良し悪しは別として単純に好感を持ちました。
朝の登園ラッシュということもあり、園児を教室に入れたらすぐに親たちは退散し、園の周辺では井戸端会議もしていないようで、日体幼稚園に比べるとやはり親への「躾」もされているのか、「躾」られた親たちが集まっているのかわかりませんが、結果的には良かったなと思いました。
東京都市大学二子幼稚園の受験に向けたアクション
東京都市大学二子幼稚園では、受験前には以下のことを実施しました。
- 説明会への参加(東京都市大学二子幼稚園の概要を知る)
- 園内見学会への参加(東京都市大学二子幼稚園の設備を知る)
東京都市大学二子幼稚園の場合は説明会と見学会が同じ時間ででき、かつ子供のえい吉も連れていくことができました。
説明会は確か2階の少し広い投影機のあるリトミック室的なところで園長先生の話を伺いました。えい吉がそわそわして、落ち着かなかったのを覚えています。また、見学時に園庭を見て「あそこで遊びたい」という声が出たのも覚えています。本人のモチベーションにもなるので、東京都市大学二子幼稚園に限らず、受験する園を事前に子供に見せる(中に入って)のは非常に大事な要素かと思いました。
東京都市大学二子幼稚園の選考(考査)内容
いざ、東京都市大学二子幼稚園を受験するとなった際には、他の幼稚園と同様に願書を指定の期間に受け取り、指定のフォーマットで指定された提出方法で、指定された期間内に例外なく提出する必要があります。
この点、全て園指定に従い提出しました。
令和5年度からはWeb出願ということになったようで、ついに幼稚園受験もWebエントリーの時代が来たのですね。
選考(考査)の内容は以下のようなものでした。
面接
面接場所は教室。呼ばれるまで、玄関はいって左側の待合室的なところで待機。
対両親(どちらが答えてもよい)
- 東京都市大学二子幼稚園を志望している理由はなんでしょうか?(父親)
- 子どもがどのように育ってほしいと考えているか?(父親)
- 子どもをどんな時に叱るか、褒めるか?(母親)
※面接は親子面接なので、面接中に子供がグズグズしていないかなどは見られていそうです。
母子分離後の子供だけの個別考査
・・・子供だけであったため、内容は不明。終わった後にえい吉にちゃんと聞くのを忘れていましたが、どうやら「みんなで遊んだ」「黒いボールで遊んだ」ということは言っていたので、集団の中でどのように立ち振る舞うかという点をよく見られていたのだと思います。
母子分離もそうですが、東京都市大学二子幼稚園では待ち時間も少しあったため、子供がそわそわして落ち着かなくなってくることもありました。我々の家族は特に何も持ってきていなかったのですが、周りを見渡すと、折り紙をもってきていたり、絵本を持ってきていたりと子供が何かしらで落ち着ける、かつ見た目的に良さそうなものを子供に持たせていました。特に折り紙は幼稚園受験に備えて手先の器用さ、巧緻性の向上にも良いですし、何よりできた時の達成感を子供が味わうことができるのでお勧めかと思いました。一応、文房具屋さんに行くのが躊躇われるくらいの共働きのご家族の皆さまのために、amazonのリンクを貼っておきます。(らた吉とかね吉はすぐにネットで買ってしまいます。。。)
まとめ:
東京都市大学二子幼稚園はどんな幼稚園で、受験時のポイント
幼稚園の特徴としては以下があげられるかなと思います。
- 躾・マナーを大事にしつつ、のびのび
- 預かり保育あるけど、年少・年中は水曜日はなし
- 東京都市大学付属小学校へは希望すれば進学できそう
合格するためのポイントは、、
- 面接で親が回答するものはおぼつかないように、質問に応じて回答者をあらかじめ決めておく
- 子どもが親子分離ができる、知らないお友達とも物おじせず遊べる・やり取りができる
といった点かと思います。
一つ一つをしっかりと練習しておくことが吉かと思います。
その他の幼稚園(日体幼稚園・上野毛幼稚園)について
えい吉は他に日体幼稚園と上野毛幼稚園について特に力を入れて調べていましたので、もし受験を考えられている方がいらっしゃれば参考にいただけたらと思います。
それでは、皆さんの幼稚園受験ライフがよりハッピーなものになりますように!