本記事の概要
※投稿時はもう受験もほぼほぼ終わっていますが、10月後半の受験前の心境を記載しています。
10月ももう後半で、小学校受験を控えているご家庭は「いよいよ」だな、という想いだと思います。
我が家も色々と長い道のりでした。泣いても笑っても最後。幼児教室に通った道のりも多分最後だなぁ、とまだ試験本番が終わってもいないのに回想に耽ってしまいます。本記事では神奈川ではもう受験がスタートしていますが、東京の学校は11月から受験、考査がスタートする学校が多いので、その直前期の精神状態を記載しています。受験される方は共感できるところがあるかもしれません。受験されない方も「へー」と思っていただけたら幸いです。
受験直前のいま思うこと
息子が幼児教室に通っている間に過ごした車の中やカフェでコーヒー飲みながら、スマホで漫画読んでたり。そんなことしていては、息子に悪い、と途中から心を入れ替えて、過去問を読み込み、家庭学習の計画を立てたり。翌月のスケジュールを組んだり。あまりしゃべらなくても良いようなTeams会議に参加しながら幼児教室の講評を受けたこと。塾によっては気に入らない先生もいて、イライラしたり。そもそも、息子が授業を受けているところを見て、どうしても他の子と比べてしまい、ソワソワ。息子には息子のいいところがあるのに、そこに中々注目できず、比較したりしてごめんよ。えい吉の良い所は涙を流しながらでも最後まで頑張り切る精神力。周りの仲間のことを気にして、チームのために行動することができるところ、そして自分自身も楽しめる明るさ。こういったことに気づけたのも受験をし、子供と向き合ってきたからだと本当に受験直前の今になって思います。
10月後半になると、大体の幼児教室では、「送り出し」といってこれまで頑張ってきて、あとは自信をもって試験にいってらっしゃい!という意味を込めて、セレモニー的なことをやってくれたりします。それが、親としてはグッと胸に来ます。ある教室では、表彰式のように子供の頑張りを讃えてくれるところもありますし、親と子の両方に「頑張りました」という意味で、メッセージとプレゼントを下さるところもありました。我が家はそれだけで、涙でした。
子供に対しては、もちろん良く頑張ってきた。幼稚園で友達と遊びたい気持ちを堪えて、幼児教室に行ったこと、駄々こねてたけど、「もうちょっとだから頑張ろう」とか「今日は終わったら、アイス食べよう」とか食べ物で釣ったり色々しました。親としても、働きながらだと送迎自体が負担になるし、幼児教室以外の家庭学習も大変。親の思い通りにも当然行かないし、子が反抗することもあれば、思うように伝わらなかったり、親同士の意見のぶつかり合い、家庭の方針についての討議、そもそも家事大変。本当に子育てって大変だと思う。
ある意見では、子にはあまり構い過ぎずに、好きなことに熱中させて、親はそこまで干渉せずに伸び伸びと育てるのが一番、ということも言われていたりしますね。それもそうなのかもしれません。我が家もそのようにしたいと思っていました。しかし、小学校受験の目的として、特定の小学校の入学を目指して取り組む以上は完全に子供の好きなことに熱中させて親の干渉をしない、というのは無理なことだと感じます。特定の小学校に入れたい理由は様々ですが、我が家としては母校に入れたい。何としても入れたい。強い想いがあり、その学校の試験で良い結果が得られるように幼児教室に行き、鍛錬をしてきたと考えています。
10月後半の試験直前になると、子供に対しては、なんというかモチベーションを高く、自信満々な状態で臨んでほしいという気持ちと、今頃こんなこともできないのか?という焦りの気持ちの二つ出てきて、それが衝突し合う感じです。幼児教室の先生からも「ぜひ、お子様に自信をつけてあげるように、ご家庭では褒めて差し上げてください」という声をかけてもらいますし、私もきっとそうだな、と感じます。しかし、えい吉は結構調子に乗るタイプで、ほめ過ぎると文字通り浮足立ちます。それって、かえってよくないよねと感じます。普段通り、叱るところは叱る。これが良いのではないかと思います。ただ、我が家はどうしても大人のほうが緊張してきてしまい、「普段通りやれば大丈夫だよ」と子供に声をかけても、子供はかなり敏感で、逆に緊張する⇒フワフワした気持ちになる⇒身体も落ち着かずじっとしていられなくなる、という考査中にこのような状態になるとかなりまずい。。と感じ、大人は更に焦る。。みたいな負のサイクルがグルグル回っている感じがします。
とはいえ、まずは大人から落ち着こう。。ということで、我が家では面接対策や絵画・工作試験対策の一貫で、えい吉が好きなこと、生き物、食べ物や将来なりたいことのテーマでこれまで絵や工作をしてきていたので、それを絵本形式に適当な文章をつけてパワポにまとめて、小冊子にしてえい吉にプレゼントをし、絵本の読み聞かせのようにして読ませたりしています。えい吉は絵本を読むのが好きで、読み聞かせをすると心が落ち着くようです。また、これまでやってきたことも思い出し、自信にもつながるかな。。と考えています。大人も不思議と落ち着きました。
どんな結果になるかな。
あとは、風邪をひかずキチンとコンディションを整えて、受験できる状態にもっていくことに注力していくですね。(インフルエンザの予防接種は1回目10/2, 2回目10/19と接種済)
我が家は毎朝、すりおろしリンゴやギリシャヨーグルト+はちみつを食し、免疫力を高めるように努力しています。
はぁ、どんな結果になるかな。
毎晩きっと大丈夫、と言い聞かせ、床に就く日々です。
この直前になると、我が家では朝練と称して、幼稚園に行く前に体操をしています。メニューはラジオ体操、指折り・指付け、片足・飛行機バランス、ダッシュ、スキップ、ケンケン等です。毎日やっていれば習慣化される、ということなのですが、毎日朝練していくのはやっぱり大変です。
あまり詰め込み過ぎるのもよくないので、リフレッシュを兼ねて、一泊二日で箱根温泉旅行とかにも行ったりしました。旅行中はなるべく試験のことは考えずに、美術館でぼーっと作品をみたり、温泉入って卓球したりと、家族仲良く過ごすことを心掛けました。
思えば、約2年前にえい吉とイギリス・スペインへ旅行したのが懐かしい。。
あと、直前期には受験グッズを新しいものに買い替えたりもしました。特に白ポロシャツ・黒ズボンや体操着は、試験日に綺麗な状態で着れるようにと準備しています。幼稚園の友達たちはハッピークローバーで調達をしていたようです。
おわりに
11月からの試験についても、自分の心の整理の意味でなるべく文章にしていきたいと思います。
えい吉の受験全般については別の記事に記載していますので、よかったらそちらも読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、皆さんの受験ライフに少しでもお役に立てますように。
おしまい。